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プロフィール | |||
![]() ![]() Piedmont park@アトランタ |
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監督は、サム・メンデス。ロンドンの舞台で活躍してきた気鋭の演出家です。 この映画は、典型的なアメリカの中流家庭が抱える問題を
かなり辛らつで鋭く、かつブラックユーモラスに描いた秀作ドラマです。 第72回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(スペイシー)、撮影賞の主要5部門を受賞しています。 あらすじ 郊外の新興住宅地に住む広告マンのレスター(ケヴィン・スペイシー)は不動産ブローカーの妻キャロリン(アネット・ベニング)と高校生の娘ジェーン(ソーラ・バーチ)の3 人暮らし。見栄っ張りな妻と反抗期にある娘とは話もできず、死んだような毎日を送るレスターにある日変化が。。。
(1999)USA 2時間2分 原題:AMERICAN BEAUTY 監督: サム・メンディス 脚本: アラン・ボール 製作: ブルース・コーエン、ダン・ジンクス 撮影: コンラッド・L・ホール、A.S.C. キャスト:ケビン・スペイシー、アネット・ベニング、ソーラ・バーチ、 ウェス・ベントレー、ミーナ・スバーリ、ピーター・ギャラガー、 アリソン・ジャーニー、クリス・クーパーチ他 特に何不自由のない生活。夫婦共稼ぎで、郊外に一戸建てのマイホーム。 思春期の娘は、最近可愛げがなくなり、父親を毛嫌い・・・ そんな家族は家庭崩壊寸前。 私達の日常に近いテーマをもとに、 それぞれの人間描写を辛らつに映し出して行くあたりが、 なんとも痛快です。 人間のエゴや、欲望、悩み、そんな赤裸々な部分を、徹底的に 映し出していくのですが、 「なんて人間って可笑しくてトホホなの?!」「でも、それが愛すべき人間なのよね」 みたいな気持ちになりながら観てしまいました。 ともすると、暗くて救いがないようなテーマなのに、 ブラックテイストなコメディにしているところがシニカルで面白いです。 お話の構成も、すでに死んでしまっている自分がナレーターとなり、 ”自分の人生を回想する”という形式で、 その辺の演出もまたユニークです。 とりわけ、主演のケビン・スペイシー&アネット・ベニングの 演技は素晴らしいです。 ちなみに、アメリカン・ビューティーとは真っ赤な大輪のバラの品種名。(首都ワシントンのシンボル・フラワーですもあるそうな。) それで、このタイトルの意味するところ、「真っ赤なバラ」、つまり”血”のバラを意図しているそうです。 映画のなかの妄想シーンでも 何度か映し出されるのですが、とりわけ、真っ赤なバラの中に横たわる ヌードの若い女性の”絵”が美しくて印象的。 以下ネタバレします。 まず冒頭の主人公(ケヴィン・スペイシー)が朝目覚めて シャワーを浴びながらのシーンがいきなり可笑しいです。 おまけに、娘の友人を見ながらの性的妄想。 その妄想から 突然ボディピルを始めて、ムキムキマンみたいになっていくところは、 思いっきり苦笑いさせてくれます。 しかし、ケヴィンの名演技には脱帽といった感じ。 アネット・ベニングの名演技も拍手です。 不動産業でうまくいかず思いっきり泣く場面(あのシーンの撮影は1回で成功したそうです)、 欲求不満で同業者と不倫関係になったりする場面。 さすが、オスカー男優とオスカー女優の貫禄を感じます。 ブラックコメディとは言うものの、人間の悲しい部分をただ笑い飛ばせない映画です。 だからこそ何でも無いあのビニール袋の風に舞うビデオ映像で涙が出てきたり。 日常の小さな出来事に美しさを見出すことの素晴らしさに気づいたり。。。 お気に入り度★★★★ おすすめ度★★★★☆ ☆応援してくれた方どうもありがとうございます(^^)☆ ![]() クリックもしてみてね~! |
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それぞれが「美」を求めたとき、全ては壊れていく。
悲しいけど、私たちの日常はこの作品に集約されています。この作品の主人公、であるのです。ってちょっと語っちゃいました。意味分かりませんね↓