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![]() ![]() Piedmont park@アトランタ |
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母親を亡くした少年ジョズエと、 駅で手紙の代書屋をしているオバサン・ドーラがふとしたことで 出会い、少年の父親探しの旅を始める事に・・・ この奇妙な取り合わせのふたりの旅路をリリカルにみつめたブラジルのロードムービーです。
(1998)ブラジル 111分 原題:CENTRAL DO BRASIL 監督:ヴァルテル・サレス 脚本:ジョアン・エマヌエル・カルネイロ、マルコス・ベルンステイン 原作:ホセ・マリオ・サンチェス・シルヴァ キャスト:フェルナンダ・モンテネグロ、マリア・ペーラ、 ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ、ソイア・リラ 1998年ベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)& 銀熊賞(主演女優賞)受賞。 都会で孤独に生きるドーラは、街の一角で代書屋を営みながら ちゃっかり切手代をせしめ、 手紙を投函せずに捨てちゃったり、 手紙にこめられた他人の思いなんか気にもとめない、冷めた心の持ち主。 そんなドーラが、母を亡くした少年ジョズエの父親探しの旅につきあううち、 自分が人生のなかで切り捨ててきたもの、 忘れ去ってきたものを すこしづつ取り戻して行く過程が、情感豊かに描かれています。 主人公のドーラが切り捨ててきたもの。それは愛と希望・・・ 自分自身、父親に捨てられ、 しかも偶然街でばったり会った時にも、 父親はドーラのことが思い出せなかった・・・ そんな心の傷をもつ 彼女は、人生に夢を持つことも他人を信じる事も希望を持つ事すら忘れてしまっているのです。 そんなドーラの心境に変化が訪れ、少年にもしだいに心を許し、 冷え切っていた彼女の心の箍がはずれ、 優しさという光を見出します。 化粧っ気もないドーラがトイレでばったりあった見知らぬ女性から 口紅をもらい、 唇に紅を引くんです。 ドーラが久しく忘れていた”女”の顔になるシーンが心に残ります。 そしてジョズエが、ドーラに”口紅を塗った時はすごく綺麗だったよ”と 語るシーンが印象的。 特にラストシーンは切なさで胸がいっぱいになります。 少年に買ってもらったドレスを着て、少年と撮った”写真”とともに、 朝もやの中を旅立つドーラの姿がとてもジーンと心に染みます。 ひとりそっとバスに乗り込み、たった今後に残してきた ジョズエに手紙をしたためながら、 彼女はこの旅を通して 忘れていた人生の大切なもの・・・希望を胸に帰途へつくのです。 ちょっと疲れた時に観るのに良いお気に入り映画です。 自分自身を振り返ることを思い出させてくれる、そんなロードムービーです。 お気に入り度★★★★☆ おすすめ度★★★★ 余談ですが、ジョズエとドーラの名前はライフイズビューティフル を思い出さずにはいられません。 偶然なのかな? ☆応援してくれた方どうもありがとうございます(^^)☆ ![]() クリックもしてみてね~! |
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この映画、本当に泣けるんですよね。特にラストシーン。「代書屋」っていう設定がすごく効いてます。
おそらく初めて心を込めて書いた手紙なのに、相手は字が読めないんですよね。「いなくなった」という事実だけが提示されて・・・
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