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![]() ![]() Piedmont park@アトランタ |
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これは、1999年サンダンス映画祭、グランプリ、観客賞、撮影賞受賞を受賞した 美しい癒しの映画です。 池一面に咲いている真っ白な蓮の花の映像に始まり、 真っ赤な花びらが舞う火炎樹の並木、そしてまた最後に 川面を流れて行く白い蓮の花。 この映画は長いベトナム戦争が終わり、市場経済が広がっている現在の ホーチミン市(旧サイゴン)を舞台に、そこに住む人々の厳しい現実を 描いていますが、美しい花の映像と、繊細で詩情豊な描写、そして優しさに あふれた映画です。 原題の「Three Seasons」という意味がステキ。 ベトナムには雨季と乾季の2シーズンしかないそうですが、 3つ目の季節は、ベトナムの人の心、スピリット、生命の季節・・・ という想いと、4つのエピソードをからめた登場人物達の物語という意味が 含まれているそうです。 ”苦しみを乗り越えてこそ、豊な心が生まれる”のですね。 まず、シクロの運転手ハイと若い娼婦ランとのラブストーリー。 蓮摘の少女キエン・アンと、蓮畑の持ち主である病気の詩人ダオさんとの心の交流。 ベトナム女性との間に生まれた娘を捜しに来た、元アメリカ兵ジェィムズ・ヘイガーのお話し。 そして、小さな木箱の中にガムやライターを詰め、街で売り歩く少年のお話し。 これらのエピソードは独立しておらず、平行して絡み合って物語りは綴られて行きます。 以下、ネタバレです。 特にジーンときたのは、娼婦を純粋に愛するシクロの運転手。この人には絶句! スゴク泣けます。ランに向かって”飾らずに、自分らしく生きればいい”と言った言葉。 そして、詩人ダオの心に響く魂の詩。 花をモチーフにした繊細な映像の鮮やかさも脳裏に焼き付いています。 特に、プログラムの表紙にもなったクライマックスの赤い花びらが燃えるように舞っている 美しい”絵”。 娼婦のランが真っ白なアオザイ(民族衣装)を着て、 真っ赤な火炎樹の並木道に立つシーンです。 そして、この映画の製作総指揮でもあるハーヴェイ・カイテルがまたステキです。あの表情だけで 泣けます。 ボロボロ泣けるんですが、観終わった後に不思議と心の和みが残る ピュアな映画でした。
お気に入り度★★★☆ おすすめ度★★★★ 少し疲れた時などに観るととっても癒される映画です。 ![]() クリックもしてみてね~! |
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