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「Infamous」を観てきました。 George Plimpton(ジョージ・プリンプトン)(1927-2003)が書いた伝記「Truman Capote(トルーマン・カポーティ)」をベースにしたオールスター・キャストの作品です。 内容は、フィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー主演賞を取った「カポーティ」と同じく、カンサスの田舎町で起きた 一家四人皆殺し事件を6年間に渡って取材したトルーマン・カポーティを描いた作品ですが、 この作品も「カポーティ」と並んでなかなか良かったです。 カポーティが犯人と関わる事によって生まれた作品「冷血(In Cold Blood)」1966は、 この後からノンフィクション”based on a true story ”の原作著書が広まり、映画界の歴史をも変える事になりました。 監督・脚本:ダグ・マクグラス 製作総指揮:ジョン・ウェルズ 出演:トビー・ジョーンズ、サンドラ・ブロック、ダニエル・クレイグ、ピーター・ボグダノヴィッチ、ジェフ・ダニエルズ、ホープ・デイヴィス、グウィネス・パルトロー、イザベラ・ロッ セリーニ、シガーニー・ウィバー 原作:ジョージ・プリンプトン 「トルーマン・カポーティ」 公式サイト&予告編はこちら ストーリー Infamous ![]() ニューヨークの文壇・社交界では当時すでに名声を得ていたカポーティは、あるカンザスの殺人事件を追跡することに。 話術にたけゴシップやジョークを飛ばすカポーティは、ニューヨーク社交界の中心の女性たちに大人気。 そんな彼(カポーティ)は、素朴な田舎の人々を魅了して、うまく事件の詳細や被害者家族についての情報を聞き出し、 二人の殺人犯にも異例な密着取材を許されます。 取材に同行することになったのは、アラバマ時代の幼なじみで同じくベストセラー作家になったネル・ハーパー・リー。 そしてカポーティは、“フィクションのスタイルでノンフィクションを書こう!”と決意。 彼は殺人犯との取材を通して、彼自身と同じような子供の頃の恵まれなかった暗い境遇をもつ殺人犯のひとりであるペリーと 親密な仲になって行きます。 しかし、それは自分の小説の為の手段でもあるのです。 できあがった本の「冷血(In cold Blood)」はベストセラーになったものの、その後カポーティは酒に溺れ、 作家としてのキャリアも私生活でも破滅の人生を辿る事に。。。 カポーティ役はトビー・ジョーンズ、執筆助手のハーパー・リー役にサンドラ・ブロック、そのほかカポーティを取り巻く豪華な社交界の花たちにグウィネス・パルトロウ、シガニー・ウィーバー、 イザベラ・ロッセリーニ、ダニエル・クレイグなど。 殺人犯のペリー役には、トゥームレイダー(2001)に出演したダニエル・クレイグ。彼は、007/カジノ・ロワイヤルでジェームス・ボンドも演じています。 主演のトビー・ジョーンズの演技は見事でした。 「カポーティ」でアカデミー賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンも素晴らしかったのですが、小柄なトビー・ジョーンズも、派手好きでゴシップ好き、かつ繊細で孤独な一面をもつカポーティ のルックスから話し方まで本人そっくりな演技で、しかも彼のファッションや話の詳細は「カポーティ」よりもさらに演出が”ゲイ”っぽかったです。 ジャズ歌手ペギー・リー役に、「恋におちたシェイクスピア」(1998)でアカデミー主演女優賞した グウィネス・パルトロウがカメオ出演していたんですが、彼女の歌も必見!ご覧になる方はお見逃しなく! 映画界の歴史を変えたといわれるトルーマン・カポーティを描いたこの作品、非常に興味深いです。 この作品は、「カポーティ」では詳しく描かれていない所も さらに詳細に描かれています。 「カポーティ」をご覧になった方は、是非この作品と見比べて見るのも良いかもしれません。 トリビア グウィネス・パルトロウは伝説の歌手ペギー役を熱望していたそうで、 最低額の出演料を申し出たんだそうですが、それでもなんとおよそ4億円。カメオ出演にしてはスゴイですね。 彼女は映画の中で”What Is This Thing Called Love”を歌っています。 ☆応援してくれた方どうもありがとうございます(^^)☆ ![]() クリックもしてみてね~! |
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この映画はアメリカの作家トルーマン・カポーティ(truman Capote 1924-1984 )の伝記、Gerald Clarke による『Capote: A Biography』を元にした映画だそうです。ティファニーで朝食を(Bleakfast Tiffany's 1958)の原作者といえばご存知ですよね。
カポーティ Capote 2005 USA Language: English Director: ベネット・ミラー Bennett Miller Starring: フィリップ・シーモア・ホフマン Phili Seymour Hoffman, キャサリン・キーナー Catherine Keener, クリス・クーパー Chris Cooper, Clifton Collins Jr. 他 | ||
あらすじ 作家のトルーマン・カポーティは人に注目されるのが大好きなニューヨークに住む作家でゲイ。ニューヨークの文壇・社交界では当時すでに名声を得ていました。彼は、何か新しい著書を書かなくてはならない状況の中、あるカンザスの殺人事件を追跡することに。そこで自ら獄中の殺人者をたずね、6年に渡って調査ていく過程が描かれていきます。。。 ゲイで敏感で繊細な感覚を持つ彼は、華やかな生活とは裏腹に、子供の頃の恵まれなかった暗い生い立ちを持ち、心に冷たい孤独感を抱えています。殺人事件の犯人ペリーに興味を持ったカポーティは、刑務所に度々訪れペリーの話に熱心に耳を傾けていきます。次第に、その殺人者と彼との間に生まれる不思議な関係。でも実は、それは自分の小説の為の手段でもあるのです、、、そんな表と裏の狭間の中で、カポーティ自身彼の心が破壊されていく様子がわかります。 映画の最後は、とても寂しく深く、重かったです。 最後の字幕にカポーティはこの「冷血」(In Cold Blood)の著書のあと一つも他の作品を完成しなかったとあります。最後はアルコール依存が原因で死亡したと聞きますが、この痛烈で非凡な経験は、やがてカポーティ自身の人生を変えてしまう事になったのですね。 作者自身が犯人と関わる事によって生まれたこの作品「冷血(In Cold Blood)」1966は、のちに全作家のノンフィクションものの書き方を変えてしまったといわれているそうです。逆に言えば、この後からノンフィクションの原作著書が広まり現在に至ったということになるのでしょう。 ところでこのカポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンは生前のカポーティを知る一人だったと聞きました。ホフマン演じるカポーティの、舌足らずであまり口を開けずに、しかも高い声で話す話し方や、シナをつける姿は見事でした。第78回アカデミー賞を始め殆どの主演男優賞に輝いたホフマンの名演技は素晴らしいと思います。アメリカのゲイのサイトでは、ホフマンの話し方が気に入らないと不満のレビューも中にはあったようですけどね。 この「冷血(In Cold Blood)」アメリカでは翌年(1967)映画化され、日本1968年に公開されています。去年日本では彼の著書『冷血』(In Cold Blood)が新訳されたそうです。 |
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