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プロフィール | |||
![]() ![]() Piedmont park@アトランタ |
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イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督作品。 『ラスト・エンペラー』『リトル・ブッダ』に比べると、
94分と短めですし、ちょっと異色なタッチです。 この映画は台詞がとっても少ないんです。 映画の中では、”音楽”が心と心をつなぐ繊細な言葉という印象。 そして、これは芸術家キンスキーのシャンドライへの無償の愛のお話しです。 オープニングや、物語の中で時折、 アフリカの老人が楽器を弾きながら歌う 姿が映し出されます。それは、ヒロインのシャンドライの世界の象徴ででも あるかのようです。 教師の夫が政治犯として捕らえられたあと、アフリカからイタリアに渡った シャンドライ。 そこで医学の勉強を始めた彼女は、英国人音楽家キンスキー の屋敷に住み込みのメイドとして働いています。 (だいたい冒頭からのこの流れの説明がないんですよね~) それなりの財産をもち、時折子供達にピアノを教える先生でもある芸術家キンスキーは シャンドライに強烈に惹かれ、 彼女を愛するようになります。 彼はその想いを、”音楽”という言葉を通して、シャンドライの心の扉をノックします。 言葉が少ない分、二人の表情や揺れる心の描写が泣かせます。 以下、かなりネタバレですので、それでも良い方はマウスを下にあわせて読んでね | ||
移動式のクロゼット。これは二人の心をつなぐキーワードになっています。 シャンドライが寝ていると、何かもの音がする・・・
もの音のしたクロゼットを開けると、”?”の付いた譜面、花、 そして指輪が・・・ キンスキーのそうした行動にとまどい、
指輪を返しに行ったシャンドライに、 キンスキーは求愛します。”君を愛している”と。 そして”君のためなら何でもする”と言うキンスキーに、
”それならば夫を刑務所から出して!”と答えるシャンドライ。 この時始めて彼女が結婚していることを知ったキンスキーは、
シャンドライの夫を救うために、彼の命である”ピアノ”をお金にした のです!
同時に、シャンドライのもとに、夫が解放され、 こちらに向かっているという便りが。。。
シャンドライは、キンスキーがしてくれたことの大きさに気づき、 彼への想いと夫に対する愛の狭間で、激しく心が揺れ動きます。
キンスキーにお礼を言うため、手紙を書きしたためるのですが。。。 書いた言葉は”I Love You”!
そして、シャンドライとキンスキーは。。。ラストシーンは、翌朝夫がタクシーでやって来るシーンです。 ベルを押す夫。シャンドライは心乱れます。。。。
そこでエンディングです。シャンドライが夫とキンスキーのどちらを選ぶのかをあえて語らない終わらせ方はヤラレタという感じ。
彼女がどちらを選ぶのか、、、それは観客一人ひとりの心の中で決めることなのです。 | ||
映像も音楽も美しい映画でした。
1998)イタリア 94分 原題:BESIEGED 監督:ベルナルド・ベルトルッチ 脚本:クレア・ペプロー、ベルナルド・ベルトルッチ キャスト:サンディ・ニュートン、デヴィッド・シューリス、 クラウディオ・サンタマリア お気に入り度★★★★ おすすめ度★★★☆ ぐっとくるおとなのロマンスがお好きな方におすすめの一品です。 ![]() クリックもしてみてね~! |
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