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エリザベス1世が女王に即位するまでを描いた歴史大作『エリザベス』(1998年)の続編、
「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(2007年)を観ました☆ アカデミー賞メイク賞受賞、そのほか作品賞、主演女優賞、音楽、美術、衣装、撮影部門でもノミネー トされる素晴らしい成果を収めた前作『エリザベス』から9年。 今回の「エリザベス:ゴールデン・エイジ(Elizabeth: The Golden Age)」でも、エリザベス1世演じる 主演のケイト・ブランシェット、シェカール・カプール監督をはじめ、主要なスタッフも再結成され製 作に加わっています。 そして、前回主演女優賞にノミネートされたケイト・ブランシェットは、今回第80回アカデミー賞でも 主演女優賞にノミネートされていることでも話題になっています。 ![]() この続編はエリザベス1世のゴールデン・エイジ、 -エリザベス1世が女王としてて絶大な権力を掌握し、黄金時代を築きあげ、真の女王に君臨する姿- を描いています。 また、エリザベスの女王としての苦悩、一人の女性としての心の葛藤を浮き彫りにした作品とも言えま す。 エリザベス:ゴールデン・エイジ 原題:Elizabeth: The Golden Age 2007年 イギリス/フランス(1時間54分) 日本公開:2008年2月16日 ジャンル:ドラマ/歴史/伝記 監督:シェカール・カプール(『女盗賊プーラン』『エリザベス』『サハラに舞う羽根』) 脚本:ウィリアム・ニコルソン(『サラフィナ!』『トゥルーナイト』『グラディエーター』) マイケル・ハースト(『悲愴』『フールズ・オブ・フォーチュン』『エリザベス』) 製作:ティム・ビーヴァン(『エリザベス』『プライドと偏見』『つぐない』) エリック・フェルナー(『エリザベス』『プライドと偏見』『つぐない』) 他 撮影:レミ・アデファラシン(『エリザベス』『オネーギンの恋文』『マッチポイント』) 衣装デザイン:アレクサンドラ・バーン(『ハムレット』『エリザベス』『オペラ座の怪人』) 音楽:クレイグ・アームストロング(『ムーラン・ルージュ』『Ray/レイ』) 他 キャスト: エリザベス女王1世: ケイト・ブランシェット フランシス・ウォルシンガム: ジェフリー・ラッシュ ウォルター・ローリー: クライヴ・オーウェン メアリー・スチュアート: サマンサ・モートン ベス・スロックモートン: アビー・コーニッシュ スペイン国王フェリペ2世 : ジョルディ・モリャ ロバート・レストン: リス・エヴァンス アミアス・ボーレット: トム・ホランダー マス・バビントン : エディ・レッドメイン 公式サイト(アメリカ) 公式サイト(日本) 公式サイト(フランス) ![]() ストーリー: 1558年、25歳にしてヴァージン・クイーンとしてイングランド女王に即位したエリザベス(ケイト・ブ ランシェット)。 1587年、宗教問題(カトリック信奉とプロテスタント信仰)、 欧州全土をカトリック化しようと、イングランド攻撃のチャンスを伺うスペイン王フェリペ2世(ジョル ディ・モリャ)、 加えて逃亡してきたスコットランドのメアリー女王(サマンサ・モートン)が王位を主張する王位継承問 題など、 国内外からの圧力により、エリザベスにとって心休まらない日々が続いている。 欧州列強もイングランド占領を狙う中、 エリザベスは、王位獲得のため女王と結婚しようと目論む男たちを利用し、 他国との友好関係を保っていた。 そんな折、新世界(アメリカ)から帰還した航海士ウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)が 現れ、エリザベスは彼に対し恋心が芽生える。国家に一生を捧げたエリザベスにとっては禁じられた愛 ・・エリザベスは本心を押さえ、侍女であるベス(アビー・コーニッシュ)をウォールターに近づけさ せる。 そんなある日、白昼堂々エリザベスの暗殺未遂事件が起こる。 この陰謀に荷担したのはスコットランド女王メアリ・スチュアート。(バビントン事件) エリザベスはメアリーの死刑執行書への署名を渋るが、スコットランド女王メアリー・スチュアートの 処刑は実行された。 しかしそれを発端に、スペイン国王のフェリペ2世は1万人規模の大艦隊を組織。(1588年 英西戦争) スペイン無敵艦隊の侵攻がすぐそこに迫ってきていた。 エリザベスは嵐を巻き起こし、イングランドを勝利に導くことができるのか・・・ ![]() 感想: エリザベス1世と歴史的事件 これは、とても面白かったです☆ 前作『エリザベス』では、国内外の情勢やエリザベスを取り巻く周囲の人間関係のあやが 浮き彫りにされ、歴史の背景をきっちり把握していないと分かりにくい印象があったのですが、 この映画では、常にエリザベス自身に焦点が当てられ、 主要なエピソードはある程度脚色してあるものの、歴史上の史実に沿って描かれ、 もちろん登場人物もすべて歴史上の人物です。 特にクライマックスに向けて描かれるエリザベス暗殺計画であるバビントン事件、 この事件の背後にいるスコットランド女王メアリ・スチュアートの処刑、 その後のアルマダ海戦に至るエピソード、エリザベスが心惹かれるロマンスの相手に、新大陸から戻っ てきたばかりのアメリカ開拓の始祖でもあるウォルター・ローリー。 物語の背後には、ヨーロッパ全域 をカトリック化しようとするスペイン王フェリペ2世・・など非常に興味深い歴史ドラマとなっていま す。 でも、複雑な背景を必ずしも熟知していなくても、 エリザベスがいかにして黄金時代を築きあげたのかを垣間見ることができ、 ストーリーは十分に楽しめると思います。 この映画の見どころでもある、終盤の無敵艦隊がイングランドに攻め込んでくるシーン、 スペイン無敵艦隊との迫力の合戦のシーンは、実物大の船を作って撮影されただけあり 素晴らしい映像でなかなか見応えがあります☆ ![]() エリザベスの葛藤 とにかく素晴らしかったのは、エリザベス演じるケイト・ブランシェットの迫真の演技☆ 国家に生涯を捧げたヴァージン・クイーンとしての。。。 気高さ、誇り、強さ、ゆるぎない信念、激しさ、 そして、一人の人間として女性としての。。 しなやかさ、心の葛藤、孤独、苦悩、哀しみ、嫉妬、・・ それらを見事に演じたケイト・ブランシェットに大拍手を送ります*:・。,★ この映画は、ケイト・ブランシェットの素晴らしい演技なくしては語れないほど、 この映画の中のエリザベスはとても魅力的でした。 逆に言うと、ケイト・ブランシェットの魅力を余すところなく見せてくれた映画だと言えるでしょう。 忘れられないシーンの一つに、エリザベスが銃口を向けられるシーンがあります。 ウォルター・ローリーへの熱い思いを心の奥底に沈めたエリザベスが、銃口に向き合った時、 彼女は逃げませんでした。かなわぬ愛に苦しみぬいた彼女は、暗殺されてもかまわないと思ったの でしょうか。興味深いとともに、心にジーンときます。 ステキなシーンだったのは、エリザベスとウォルターが馬を走らせるシーン。 当時の上流階級の女性は豪華なドレスを着たまま馬に乗り、横乗りするのですが、 横乗りで野山を駆け巡るのはかなり高度な技術を要するはず。 それを堂々と軽やかに、しかも力強く演じたケイト・ブランシェットには脱帽!拍手喝采です! そして私が一番感動したシーン。 世界最強の国スペインとのアルマダ海戦で、 ドレスを脱ぎ捨て、自らが甲冑に身を包み、戦場へ現れる凛々しい姿。 戦士たちの命を懸けた戦いを前に励まし、気勢をあげるシーン。 その女王の名のもとに戦うことを誓うイングランド軍・・ 最大の危機に立ち向かっていく姿に、胸が打たれ、涙が流れました。 素晴らしい! ![]() ![]() もうひとつの見どころ♪ ゴージャスでエレガントな華やかな宮廷生活、豪華絢爛&ゴージャスなドレスには、 うっとり&溜息がでます♪ 歴史の教科書によく出てきたような、襟巻き付きドレスの数々や白ぬりの化粧も興味深いです♪ そして、共演者も豪華♪ 前作から引き続きフランシス・ウォルシンガム演じるジェフリー・ラッシュ。 王女メアリー・スチュアートにサマンサ・モートン、エリザベスが恋するウォルター・ローリーにクライヴ・オーウェン、そして注目の若手女優アビー・コーニッシュも好演しています。 でも個人的に、一番ウットリしたのは、 物語終盤でのスペイン軍の艦隊がイングランドに攻め込んで来て(アルマダ海戦)、 戦場に向かう時に来ていた美しいフルプレートメール!(鎧姿)カッコいい!!! え?すいません。やっぱり感動するところが普通の人と違う?(笑) ![]() ![]() 応援クリックおねがい しまーす ![]() 関連記事 『エリザベス』の感想 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」予告編 |
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