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プロフィール | |||
![]() ![]() Piedmont park@アトランタ |
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この映画はアメリカの作家トルーマン・カポーティ(truman Capote 1924-1984 )の伝記、Gerald Clarke による『Capote: A Biography』を元にした映画だそうです。ティファニーで朝食を(Bleakfast Tiffany's 1958)の原作者といえばご存知ですよね。
カポーティ Capote 2005 USA Language: English Director: ベネット・ミラー Bennett Miller Starring: フィリップ・シーモア・ホフマン Phili Seymour Hoffman, キャサリン・キーナー Catherine Keener, クリス・クーパー Chris Cooper, Clifton Collins Jr. 他 | ||
あらすじ 作家のトルーマン・カポーティは人に注目されるのが大好きなニューヨークに住む作家でゲイ。ニューヨークの文壇・社交界では当時すでに名声を得ていました。彼は、何か新しい著書を書かなくてはならない状況の中、あるカンザスの殺人事件を追跡することに。そこで自ら獄中の殺人者をたずね、6年に渡って調査ていく過程が描かれていきます。。。 ゲイで敏感で繊細な感覚を持つ彼は、華やかな生活とは裏腹に、子供の頃の恵まれなかった暗い生い立ちを持ち、心に冷たい孤独感を抱えています。殺人事件の犯人ペリーに興味を持ったカポーティは、刑務所に度々訪れペリーの話に熱心に耳を傾けていきます。次第に、その殺人者と彼との間に生まれる不思議な関係。でも実は、それは自分の小説の為の手段でもあるのです、、、そんな表と裏の狭間の中で、カポーティ自身彼の心が破壊されていく様子がわかります。 映画の最後は、とても寂しく深く、重かったです。 最後の字幕にカポーティはこの「冷血」(In Cold Blood)の著書のあと一つも他の作品を完成しなかったとあります。最後はアルコール依存が原因で死亡したと聞きますが、この痛烈で非凡な経験は、やがてカポーティ自身の人生を変えてしまう事になったのですね。 作者自身が犯人と関わる事によって生まれたこの作品「冷血(In Cold Blood)」1966は、のちに全作家のノンフィクションものの書き方を変えてしまったといわれているそうです。逆に言えば、この後からノンフィクションの原作著書が広まり現在に至ったということになるのでしょう。 ところでこのカポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンは生前のカポーティを知る一人だったと聞きました。ホフマン演じるカポーティの、舌足らずであまり口を開けずに、しかも高い声で話す話し方や、シナをつける姿は見事でした。第78回アカデミー賞を始め殆どの主演男優賞に輝いたホフマンの名演技は素晴らしいと思います。アメリカのゲイのサイトでは、ホフマンの話し方が気に入らないと不満のレビューも中にはあったようですけどね。 この「冷血(In Cold Blood)」アメリカでは翌年(1967)映画化され、日本1968年に公開されています。去年日本では彼の著書『冷血』(In Cold Blood)が新訳されたそうです。 |
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